年が明けると次第にそわそわ、耳にするようになる確定申告。
青色申告なるもの、まずは自力でやってみよう!と決めても、まず第一に確定申告に必要な書類って何?どうやって入手すればいい?領収書を集めておく〜とは聞くけど…それで?書類作っていくのに何を用意すればいい?
疑問が山積みかと思います。私も数週間前までその状態でしたが、仕事柄、税理士さんに頼むほどでもない内容なんじゃないの?というのもあり、やり遂げました〜っ!
と、青色申告ど素人だった自分が直面した疑問、解決の方法の全てを以下に、大枠からメモ書きまで全て大放出していこうと思います!
フリーライターが確定申告するのに必要な書類一式とは…記入事項は…
フリーライターが確定申告するのに必要な書類は以下です。
・(白色申告を行う場合は)収支内訳書
・(青色申告を行う場合は)青色申告決算書
・確定申告書B
・納税に使う納付書
どういうものなのか、細かく見ていきましょう。
収支内訳書
白色申告を行う場合には収支内訳書が必要です。
今回は青色申告なので必要ありません。
青色申告決算書
青色申告を行う場合には青色申告決算書が必要になります。
青色申告決算書の記入が完成していれば青色申告を早く終わらせられる
申告相談会場に相談に行き、わからないところは聞きながら青色申告を完了したい場合、可能ならば青色申告決算書の記入を完成させて持参すると早く申告を終わらせることができます。
記入の仕方がわからなければ記入なしで申告相談会場で教えてもらいながら完成させよう
もちろん記入の仕方がわからない場合には、未記入で持参して、もしくは申告相談会場で未記入の青色決算申告書を貰って、要所要所を教えてもらいながら申告書類の作成を進めていくこともできます。
開業して一年以内、もしくは自力での青色申告が初めての方はこの方法がベストです。
私は基本的に右も左もわからなかったのでこの方法で、税務署の方に要所要所で教えてもらいながら青色申告決算書の記入を完成させました。
そして、それをもとにe-Taxで確定申告を行いました。
申告相談会場での相談申し込み方法
申告相談会場での相談申し込みは、私の管轄の税務署では相談会場が設置される朝8時半〜先着順もしくはラインで予約申し込みができました。
税務署によって対応が違うことも考えられるので、まずは管轄の税務署に電話して聞いてみるとよいでしょう。
詳しくはsite:初めての自力青色申告!税務署で申告相談→e-Tax申請がオススメをご覧ください。
確定申告書
確定申告に必ず必要なのが確定申告書です。確定申告書にはAとBの2種類あります。(ただしオンライン申請システムのe-Taxを使う場合には紙の確定申告書は不要です。)
申告書A
給与所得のあるパート・アルバイト・会社勤めをしている人用の申告書です。
申告書B
A以外の全ての人がオールマイティに使える申告書です。
給与所得を受けていない個人事業主ですのでBを使用します。
e-Taxを利用してオンラインで確定申告を行う場合には紙の確定申告書は必要なし
e-Taxを利用して確定申告を行えば紙の書類一式は必要ありません。
私は楽チン&簡単、且つ、これから主流になっていくだろう方法の習得もできて一挙両得、とe-Taxを利用したオンラインで確定申告をしました。
納税に使う納付書
専用の納付書で納税を行います。
確定申告に必要な書類一式の入手方法
一般的に1月下旬頃には確定申告の用紙が送られてくることが多いです。
ですが、これは不動産を保有している、明らかな所得があったなど、今年の確定申告が確実に必要だと税務署が独自で判断した人にサービスの一環として郵送しているようなものなので、送られてこない場合も割とあります。
税務署から書類一式が郵送されてこないケース
税務署から書類一式が郵送されてこないことの理由も様々で、以下のものがあります。
・前年に確定申告をしなかった場合
前年に確定申告をしなかった場合には、今年もしない可能性が高いとみなされ、書類一式が送られてこないことが多いです。
・前年の確定申告書で「送付不要」にチェックがされている場合
前年の確定申告書で「送付不要」にチェックがされている場合には書類一式は送付されてきません。税理士さんに申告を丸投げしていた場合などで起こることがあります。
・前年にe-Taxで確定申告をした場合
前年にe-Taxによる電子申請で確定申告をした場合にも、紙の申告書類一式は不要と判断され送られてきません。
・前年に事務所の住所が変わったけど届け出ていない
前年に事務所の住所が変わったけれど変更届を出していない場合も書類一式は送られてきません。
自分で確定申告書類一式を入手する方法
書類一式が送られてこない場合の入手方法は以下です。
・税務署に出向いて書類を貰う(確定申告相談会場でも入手できます)
直接(管轄の)税務署に出向いて青色申告に必要な書類一式を下さいと言えば貰えます。
また、確定申告の時期が近づくと、税務署に確定申告相談会場が設けられますが、その会場でももらえます。
・返信用切手を貼った封筒同封にて税務署に書類の郵送を依頼する
税務署に出向かずとも書類一式を入手する方法の1つに郵送での発送を依頼する方法があります。
(管轄の)税務署にまずは電話をして、書類一式を発送してもらいたい旨を伝えます。話を通しておいた上で、返信用封筒に必要分の切手を貼付して宛先住所、氏名を書いたものを同封して、「○日に電話でお話し済み、確定申告に必要な書類一式の発送をお願いします」のメモ書き付きで郵送にて依頼をすれば確実です。
・国税庁のホームページからダウンロードする
郵送で依頼せずとも、国税庁のホームページからダウンロードにて入手することも可能です。
e-Taxを利用してオンラインで確定申告をする方法(紙の書類一式は不要)
e-Taxを利用してオンラインで確定申告をすれば紙の書類一式を使うことはありません。(税務署のパソコンを利用して申請する場合は青色決算申告書のみ使用します。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は初めて自力で申告をしようと思った時にぶつかる壁、なんの書類が必要?どこで入手可能?の疑問を解決する記事でした。
次回は、実際に私が税務署の申告相談会場にてe-Taxで自力で青色申告を完了の実際についての記事になります。
大変だったけれど、ズブの素人だった自分が、自力で申告を終えた爽快感は格別だったので、ぜひとも皆さんにも記事を読んで、発奮、トライしていただければと思う次第です。
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